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【Deeper Heroインタビュー】アイスフィッシングへの誘い(角田智明さん)

Deeper Heroのみなさんの活躍を紹介します。今回は岩手県岩洞湖で活躍されている角田さんからの、アイスフィッシングへのお誘いです。

Q1.普段はどんな釣りを?

前は船にのってカレイやヒラメを狙ってたんですが、大震災のあとはなんとなく海に出る気がしなくなって、それからはワカサギが多いですね。冬場は道も凍ってたりするのであまり遠くへ行くのも大変で、盛岡の自宅から近い岩洞湖に行きます。かれこれ20年くらいです。

東北だとあちこちの湖や沼にワカサギを放流したりしていますね。有名なのは福島の桧原湖、次が岩手の岩洞湖ですね。岩洞湖は本州で一番寒いところとしても知られています。

ここ数年はワカサギ釣りも人気が出てきて、道路も渋滞、駐車場も入れないなんていうこともあります。ワカサギ釣り専門の雑誌なども出版され、大手のメーカーも参入してきましたね。

Q2.ワカサギ釣りの魅力ってどんなところですか?

大きい魚はやはり引きが楽しいのでしょうが、小さい魚も楽しいです。大きい魚に比べてあたりは小さいんですが、その分テクニックが要求されるんですね。なめてかかると本当に釣れないんですよ。初心者だとあたりが小さくて、気づかない場合もあります。針にかけてもバレたり、結構神経を使います。

あとはワカサギは数釣りですから、やはり立て続けに釣れていると楽しいです。冬の楽しみが少ない寒い地域では立派なレジャーですね。スキーなどのウィンタースポーツと同様、家族連れでのたのしめますからね。

他の人と釣果を競うスポーツ的な面もありますね。最近はワカサギ釣りでプロ級の方もでてきました。桧原湖くらいの有名な場所になると朝のポイント探しから競争が始まります。私の印象では、桧原湖はプロ級やベテランが多く競い合っているイメージですね。岩洞湖はファミリー層も多く、まったりしているような気がします。

Japanese rod

Q3.ワカサギの釣り方について教えてください

まずはポイント探しからですね。いくつか穴を開けて、そこから魚影が見えたりするので、魚が居ついている場所を探します。いいポイントがあったらシェルターを設営して本格的に釣り始めます。餌はベニサシやイトミミズを小さいサイズにして針につけます。そして穴から垂らして、竿先をちょいちょいと動かして誘います。ずっと魚探を見ながら釣る感じですね。あたりがあったらあとは巻き上げるだけですが、これも簡単なようでなかなか奥が深いんです。簡単だけど奥深い、それがワカサギ釣りですね。昔は短い竿とリールでみなさん釣ってましたが、数年前から電動リールが出てメジャーになりつつありますね。手で巻いていると魚がバレる時がありますが、電動だと一定のスピードで巻き上げるのでバレにくくなりますね。あとは釣れる時は1日で500尾くらい釣れる時もあるんで、全部手で巻いてるとさすがに疲れますしね。電動リールを使うと両手で釣れるので、釣果がアップするというのもありますね。

Q4.釣ったワカサギはどうするんですか

一番美味しいのは天ぷらとか唐揚げですね。小さい魚で骨まで食べられますし、下ごしらえが必要ないのが嬉しいですね。子どもも喜んで食べますね。あとは、近所の人に配ったりしても嫌な顔せず喜んでもらえるのでいいです。

Ice Fishing in Japan

Q5.初心者がアイスフィッシングを始めるにはどうしたらいいですか?

有名な湖の近くには道具をレンタルする店もあるので、一番最初はレンタルから始めるのが良いかと思います。テント、ドリル、竿を貸してくれます。竿は釣具店で仕掛けなどとセットで売ってるのでそれを購入してもいいですね。服装はスキーに行く感じの服装に長靴があればいいと思います。岩洞湖の場合は1月半ばから3月半ばくらいまでがアイスフィッシングのシーズンですね。

Q6.北米だと小魚を餌に肉食魚を狙うみたいですけど、日本だとどうなんですか?

日本だと禁漁期とかの関係もあるかもしれませんね。岩洞湖だと2月いっぱいはワカサギを狙い、3月1日からマス、ヤマメ、イワナが解禁になるので、それからはワカサギを餌に泳がせ釣りをしている人もいますね。40cmクラスのサクラマスとかが釣れていますね。3月1日からアイスフィッシングシーズンが終わる3月半ばまではワカサギを狙っていてもイワナが釣れることもあります。私は、ワカサギ釣りの奥深さ探求中なので泳がせ釣りには至っていません。

Smelts

Q7.Deeperを使ってみた感想はいかがですか?

ワカサギ釣りは魚探を眺めている時間がかなり多い釣りなので、魚探にしてもスマートフォンにしてもバッテリーが最重要ですね。その点で、外で充電ができない部分がDeeperの課題かなと思います。ワカサギ釣りの魚探ではホンンデックスの乾電池タイプを使っている人が多いですね。私がDeeperを使う時は短時間で水中の様子を調べるように使っています。性能としては、小さいオモリにも反応するし、小さい魚にも反応するので全く問題ないです。フラッシャーも慣れると魚のいる・いないがわかるので使いやすいです。あと、穴の位置のマッピング機能は他の魚探と比べても遜色がないので非常に役に立ちます。スキャン画面も記録しておけるので、後からみて確かめられて嬉しいです。

角田智明Tsunoda Tomoaki – https://ameblo.jp/gandouko/